渓流釣り用ビククーラーのおすすめ5選!選び方4つのポイント
渓流のエサ釣りはルアー・フライフィッシングのようにキャッチ&リリースではなく、釣った魚を食べるために持ち帰るのが一般的です。
釣り堀のように一カ所で釣るならスカリでも問題ありませんが、渓流を移動しながらの釣りには向いていませんし、クーラーボックスを持ち歩くわけにもいきません。
そんなシーンに役立つのが「ビククーラー」。
ウエストベルトやショルダーベルトで携帯できるアイテムで、渓流を歩きながら釣った魚を保存するのに便利です。
今回は、おすすめのビククーラーを紹介。
あわせて選び方も解説するので、これから渓流エサ釣りをはじめたい方はぜひ参考にしてみてください。
渓流釣り用ビククーラーの選び方4つのポイント
渓流釣り用ビククーラーを選ぶ際のポイントは、以下の4つです。
- 携帯性をチェック
- 魚の入れやすさをチェック
- 保温性をチェック
- お手入れしやすさをチェック
では、それぞれ確認しておきましょう。
携帯性をチェック
渓流釣りは一カ所で粘らず、竿を持ったままどんどん上流へ移動しながら釣りを展開します。
ビククーラーを選ぶ際には、釣りの妨げにならない携帯性を備えているのかをチェックしておきましょう。
腰のフィッシングベルトに装着できたり、ショルダーベルトで肩から掛けたりして釣りの邪魔にならないビククーラーが発売されています。
とくに、ショルダーベルトを搭載していると、さまざまスタイルに対応しやすく便利。
肩こりが気になるなら、パッド付きで長時間肩から掛けても疲れにくいモデルがオススメです。
魚の入れやすさをチェック
ビククーラーを選ぶ際には、魚を入れやすい投入口を設けているかをチェックしておきましょう。
投入口がなくジッパーで開閉するタイプの場合、手間がかかってストレスを感じる場合も。
ワンタッチで投入できるタイプなら、すばやくスムーズに魚を入れられます。
保温性をチェック
長時間魚を保存したまま移動するのであれば、なるべく保温性に優れたビククーラーがオススメです。
保温性が低いモデルでは、時間の経過とともに魚が傷んでしまう場合も。
とくに、夏場など気温が高い状態で長時間魚を保存したい場合は注意が必要です。
お手入れしやすさをチェック
魚のニオイは染みつきやすく、しっかりお手入れしないとニオイが取りにくい場合があります。
ハードインナーを取り外せるモデルなら、しっかりと隅々まで洗えて便利。
また、水を弾きやすい素材を採用し、汚れが付きにくく工夫しているモデルも発売されています。
なかには、ビニール袋ホルダーを搭載してビニール袋をセットしやすいタイプも。
ビニール袋を使ってニオイが付くのを防ぎたい方は、チェックしてみてください。
渓流釣り用ビククーラーのオススメ5選
ダイワ(DAIWA) ウエストクリール 35(F)
魚を入れやすい大型投入口を設けている渓流釣り用ビククーラーです。
ハードインナーを取り外しでき、しっかり丸洗いしたいときに役立ちます。
EVA発泡素材と3mm厚発泡断熱シートの2重構造で、優れた保温性を求めている方にオススメ。
肩パッド付きショルダーベルトで快適に着用できるほか、フィッシングベルトに装着するベルトループも備えています。
- 本体サイズ:約13×29×19cm
- カラー:ブラック、グレー
タカ産業 SPハード渓流ビククーラー 812-K
スイングバックルを搭載し、体にフィットしやすい渓流釣り用ビククーラーです。
ハードインナーを内蔵しているほか、魚を入れやすい投入口を設けています。
エサ箱を取り付けできるのもオススメポイントです。
タカ産業 エサ箱付渓流クリール2 L 813-K
ショルダースタイルとウエストスタイルのどちらにも対応する渓流釣り用ビククーラーです。
スイングバックルで体にフィットしやすいのが特徴。
撥水性に優れた生地を使用しています。
プロマリン(PRO MARINE) ワンタッチ ビククーラー 3.5L AET035
肩掛け用のショルダーベルトが付属しているビククーラーです。
ウエストスタイルとショルダースタイルのどちらにも対応します。
大型投入口を設けており、すばやく魚を入れられるのが魅力。
ハードインナーを取り外しできる仕様で、お手入れする際に便利です。
- 本体サイズ:15×28×19cm
- カラー:ブラック
- 容量:3.5L
エクセル(X’SELL) 渓流ソフトビク クーラー HP-443
ショルダーベルトが付属している渓流釣り用ビククーラーです。
魚を入れやすい投入口を設けています。
- 容量:4L
開けた場所なら引き舟も便利
大石が多く崖を登ったりもする渓流ならビククーラーが便利ですが、開けた渓流なら鮎釣り用の引き舟も活用できます。
水につけておけるため、魚を活かしておけるのが魅力。
空の状態なら、フィッシングベルトに引っ掛けて携帯することも可能です。
ただし、魚が入っている状態では重く、長距離の持ち運びは大変な場合も。
移動時には片手を使えなくなるため、険しい渓流の遡行には向いていません。
川の規模や足場、移動などを考慮して、ビククーラーと使い分けるのがオススメです。
なかには袋を搭載した引き舟で、渓流で使いやすいモデルも販売されているのでチェックしてみてください。
ビククーラーで釣った魚を新鮮に持ち帰ろう
肩や腰に装着して魚を保存できる渓流釣り用ビククーラー。
渓流でアクティブに移動しながら、魚をキープするのに役立つアイテムです。
保温性に優れたビククーラーを活用して、釣った魚をなるべく新鮮に持ち帰っておいしく食べましょう。
本記事の更新情報
- 2024年4月30日:廃盤になった製品を削除しました。また、全体的に読みやすく調整しました。