ダイワのスピニングリール最高峰シリーズ「イグジスト(EXIST)」に、渓流ルアーに適した「 イグジストSF(スーパーフィネス)」が追加されました。

軽量なルアーやタックルを使う釣りを想定して開発された、スーパーフィネス専用機です。
では、詳しく見ていきましょう。
ダイワ「イグジストSF(スーパーフィネス)」

イグジストSFは、フィネスフィッシングに特化したスピニングリールです。
ダイワ汎用リールのフラッグシップモデル「イグジストLT」を軽量・小型モデルであり、まさに渓流ルアーフィッシングにぴったり。
フロロ・ナイロンで4lb以下、PEなら0.6号以下を推奨しています。
余分な部分のマグシールドやベアリングを減らすなどして、徹底的に軽量化。
ドラグも無駄に強力ではなく、フィネスフィッシングに適したセッティングを施しています。
渓流ルアー向けのリールについては、以下の記事でも詳しく取り上げています。選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

イグジストSFの再設計 5つのポイント

イグジストSFは、コンパクト化を軸とした以下5つのポイントで再設計されています。
徹底的にフィネスの釣りに最適化されており、より軽量なルアーや細いラインに適したスピニングリールを求めている方にオススメです。
ボディを大幅にダウンサイジング
イグジストSFは、汎用モデルのLTと比較してボディを大幅にダウンサイジングしています。
大幅なコンパクト化と軽量化の実現による、より快適な操作性が魅力。
手のひらに収まるようなボディで、フェザリング性能も向上しています。
スプールを軽量・ショート化
フィネスフィッシングに適したライン巻き量を確保して、スプール幅を大幅にショート化しています。
ドラグの放出性能もアップしているのが特徴。
ライン放出角を小さくして、ラインがラインローラーを通過する際の抵抗を減らしています。
ライトラインに特化したATD TYPE-Lの滑り出しが、より滑らかになっているのも魅力です。
メインシャフトの小径化
イグジストSFは、メインシャフトを小径化して軽量化を図っています。
また、エアドライブシャフトで採用している、ピニオン後端のボールベアリングを撤去しているのも特徴。
さらに、メインシャフトにエアドライブシャフトと同等の高精度カラーを配置しており、滑らかで静かな巻き心地を実現しているのもオススメポイントです。
マグシールドをピニオン部のみに搭載
イグジストSFは、リールに浸入してくる水を防いで初期性能の維持や回転の滑らかさを生む技術「マグシールド」をピニオン部のみに配置しています。
渓流ルアーやエリアトラウト、アジングなどライトな釣りを想定し、必要最低限な防水・防塵性で軽量化を追求しているのが特徴です。
最大ドラグ力を3kgに設定
イグジストSFの最大ドラグ力は、汎用モデルより弱い3kgに設定しています。
あくまでフィネスフィッシングを想定し、多用するドラグ域内で微調整しやすく設定しているのが特徴です。
イグジストLTとSFの比較

では、イグジストLTとイグジストSFではどんな点が異なるのでしょうか?
イグジストLTは汎用モデルとして、タックルやターゲット、シーンを選ばないタイプ。
さまざまな釣りに対応しやすいものの、ライトすぎる釣りには対応できない場合があります。
対して、イグジストSFは4lbライン、またはPE0.6号(PE)以下の細いラインを使う釣りに特化。
徹底的に軽量コンパクト化しており、快適な操作性でよりレベルの高いフィネスフィッシングをサポートするスピニングリールです。
では、実際にスペックを比較してみましょう。
以下の表では、LTとSFを同じ2000番のハイギアモデルで比較しています。
品番 | 巻取り長さ (ハンドル1回転) | ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | 標準巻糸量 | スプール径 | ハンドル長さ | ハンドルノブ仕様 | ベアリング (ボール/ローラー) | メーカー希望価格 | |
ナイロン | PE | ||||||||||
イグジスト SF2000SS-H | 74cm | 5.7 | 135g | 3.0kg | 2.5lb-100m | 0.3号-200m | 42mm | 45mm | HG-Iライト | 11/1 | 102,000円 |
イグジスト LT2000S-H | 76cm | 5.8 | 155g | 5.0kg | 3lb-150m | 0.4号-200m | 42mm | 45mm | HG-Iライト | 12/1 | 102,000円 |
LTは深溝スプールのぶん、浅溝スプールのSFより20g重いです。
また、最大ドラグ力もだいぶLTのほうが大きくなっています。
価格は同じですので、ロングキャストするわけでもなく渓流魚がターゲットなのを考慮すると、渓流ルアーフィッシングではイグジストSFのほうがおすすめです。
イグジストSFのラインナップ・スペック

イグジストSFは、以下の表の5モデルをラインナップしています。
品番 | 巻取り長さ (ハンドル1回転) | ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | 標準巻糸量 | スプール径 | ハンドル長さ | ハンドルノブ仕様 | ベアリング (ボール/ローラー) | メーカー希望価格 | |
ナイロン | PE | ||||||||||
SF1000S-P | 57cm | 4.6 | 135g | 3.0kg | 2.5lb-100m | 0.3号-200m | 40mm | 35mm | HG-Iライト | 11/1 | 102,000円 |
SF2000SS-P | 60cm | 4.6 | 135g | 3.0kg | 2.5lb-100m | 0.3号-200m | 42mm | 40mm | HG-Iライト | 11/1 | 102,000円 |
SF2000SS-H | 74cm | 5.7 | 135g | 3.0kg | 2.5lb-100m | 0.3号-200m | 42mm | 45mm | HG-Iライト | 11/1 | 102,000円 |
SF2500SS | 70cm | 5.0 | 140g | 3.0kg | 3lb-150 | 0.4号-200m | 45mm | 45mm | HG-Iライト | 11/1 | 103,000円 |
SF2500SS-H | 80cm | 5.7 | 140g | 3.0kg | 3lb-150 | 0.4号-200m | 45mm | 45mm | HG-Iライト | 11/1 | 103,000円 |
渓流ルアーフィッシングにおいては、2000番モデルがオススメです。

末尾がPのモデルがローギアで、Hがハイギア。
アップストリームで流れに負けない速度でミノーを引くなら、ハイギアの「SF2000SS-H」がイチオシです。
大河川で大型トラウト狙いなら、2500番がぴったり。
エリアトラウトでも使いたいなら、1000番をセレクトしてもよいでしょう。
イグジストSFで渓流ルアーを軽快に楽しもう!
ダイワの汎用リール最高峰モデルにあらたに加わった、イグジストSF。
オーバーパワーな部分を徹底的に省いて軽量コンパクト化しており、渓流ルアーフィッシングにぴったりなスピニングリールです。
ハイグレードなリールを探しているなら、購入を検討してみてはいかがでしょうか?