【2024年】渓流釣り「ウェーディングシューズ」オススメ10選!選び方3つのポイント
軽快な渓流釣りをサポートする「ウェーディングシューズ」。
ただし、ひとくちにウェーディングシューズと言っても他ジャンルに適したタイプもあるので、注意して選ぶ必要があります。
そこで今回は、渓流釣り用のウェーディングシューズにフォーカスし、おすすめモデルを紹介。
あわせて選び方も解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
渓流釣り用ウェーディングシューズとは
ウェーディングシューズとは、文字通り水に立ち込むのを前提に設計された釣り用靴です。
滑りを防ぐ「フェルトソール」を搭載しているのが、渓流釣り用のウェーディングシューズ。
滑りやすい石の上や川のなかを歩いたり、急斜面を歩いたりする渓流釣りでは欠かせないアイテムです。
ストッキングタイプのウェーダーと合わせて履くのが一般的。
夏場には、薄手のタイツやゲーターに合わせる場合もあります。
当然ながら、ブーツ一体型のウェーダーには不要です。
渓流釣り用のウェーダーについては、下記の記事で詳しく取り上げています。管理釣り場など足場がよい釣り場では長靴やスニーカーでも大丈夫ですが、本格的な渓流釣りでは危険です。
間違っても、サンダルで釣りに行くような行為はやめておきましょう。
滑りやすい渓流で歩行をサポートするフェルトソールを備えた釣り用シューズ ストッキングタイプのウェーダーに合わせて履くのが一般的
渓流釣り用ウェーディングシューズの選び方3つのポイント
では、渓流釣りに特化したウェーディングシューズの選び方を解説します。
選ぶ際にチェックすべきポイントは、以下の3つです。
では、それぞれ解説していきましょう。
ソールの種類をチェックする
ウェーディングシューズのソールには、大きく分けて以下の3つがあります。
フェルトソール
動物の毛や化学繊維を圧縮してシート状にしたのがフェルトです。
渓流釣り用として発売されているモデルの多くが、フェルトソールを採用しています。
ツルツルした石の上でも滑りにくく、川のなかやコケの生えた岩場を歩く渓流釣りにぴったりです。
ただし、使用するにつれて摩耗するとグリップ力を発揮できなくなるため、すり減ってきたら交換しなければなりません。
ちなみにニュージーランドでは、フェルトソールに付着した有害な藻や水生植物が生態系に影響を与えるとして、2008年からフェルトソールが禁止されています。
日本では問題ありませんが、ニュージーランド釣行に用意するなら注意してください。
フェルトスパイクソール
フェルトソールに金属のスパイクピンを搭載したタイプです。
スパイクピンが滑りやすい面に食い込んでグリップ力を発揮します。
ただし、ツルツルした岩盤などではフェルトソールよりやや滑りやすい場合も。
フェルトソールと同様、摩耗が進んだら交換が必要です。
ラジアルソール
凸凹のあるゴム製ソールを搭載したタイプです。
柔らかい素材で履きやすく堤防やサーフ、船上などの海釣り向けシューズに採用されています。
渓流釣りでは、源流釣行で林道を長く歩くようなシチュエーションにぴったり。
あまり川に入らないポイントや、渓流解禁初期で雪道を歩くのに適しています。
ただし、コケが生えているような岩場では滑りやすく注意が必要。
水に入るなら、フェルトソールがおすすめです。
滑りやすい渓流では、フェルトソール・フェルトスパイクソール搭載の渓流釣り用ウェーディングシューズがオススメ!
サイズをチェックする
ウェーディングシューズを選ぶ際には、用途に合わせてサイズをチェックしましょう。
ストッキングタイプのウェーダーに合わせるなら、クロロプレーンのソックス部の厚みを考慮して大きめのサイズを選ぶのがオススメです。
夏場に薄手のストッキングやタイツを合わせるなら、通常の靴と同じサイズでも問題ない場合も。
ただし、ストッキングやタイツの厚みもさまざまなので、やはり厚みを考慮して選ぶのが重要です。
なかには、ストッキングの厚みを想定して設計し、通常のサイズ表示通りに選ぶのを推奨しているモデルもあります。
一般的なシューズと同様、メーカーやモデルによって同じサイズでもフィット感が異なる場合がある点にも留意しておきましょう。
また、サイズ感をスタイルに合わせて調節できるインソールが付属しているモデルも販売されているので、チェックしてみてください。
ストッキングの厚みを考慮してサイズを選ぼう
機能性や耐久性をチェックする
ウェーディングシューズによっては、快適な履き心地を追求して設計しているモデルが発売されています。
水抜きを設けたタイプは、内部に水を排出して歩行をサポート。
足首部に砂利の侵入を防ぐガードが付属しているモデルなら、快適に釣りを楽しめます。
また、無名メーカーの安価なウェーディングシューズでは、すぐに破損してしまう場合も。
とくに、釣行中にソールが剥がれるトラブルがあると大変危険です。
一流メーカの渓流釣り用のウェーディングシューズには、耐久性に優れた素材を採用したモデルが発売されています。
ときには過酷な環境で楽しむ渓流釣りで安全性と快適性を確保するためにも、信頼性の高いメーカーのモデルを選ぶのがオススメです。
安全かつ快適に渓流釣りを楽しめる、信頼性の高い渓流釣り用ウェーディングシューズを選ぼう
渓流釣り用ウェーディングシューズのオススメ10選
渓流釣り用のウェーディングシューズの選び方がわかったところで、オススメモデルを見ていきましょう。
NEW!ダイワ(DAIWA) ウェーディングシューズ WS-2202C
耐久性に優れたコーデュラ素材をアッパーに採用している、渓流釣り用ウェーディングシューズです。
軽量設計の屈曲モデルで、長い距離を歩く渓流釣りにぴったり。
フェルトソールを搭載し、高いグリップ力を発揮します。
履き口には、フィット感のよいクロロプレンを採用。
ガバッと開く大開口構造で、脱ぎ履きしやすいのもポイントです。
ピン付きのフェルトスパイクとラバーソールからも選択できます。
新しいWシリーズについては、以下の記事も詳しく取り上げているので参考にしてみてください。ダイワ(DAIWA) ウェーディングシューズ WS-2501C
上記のダイワモデルの旧タイプです。
カタログ落ちしているので、早めにチェックしてみてください。
ダイワ(DAIWA) フィッシングシューズ DS-2250C
ダイワスピードフィットシステム採用した、靴ヒモ結び不要のワンタッチタイプの渓流・鮎釣り用のウェーディングシューズです。
屈曲性とグリップ性に優れたキュービックセンサーソールを搭載し、滑りやすい場所での安全を確保します。
靴内部への砂利の侵入を防ぐジャリガードを備えており、不快感を軽減。
干渉の多い側面をシームレス構造にした、耐久性の高さも魅力です。
リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) ウェーディングシューズ ライトウエイトWDシューズ2
フェルトソールを搭載した渓流釣り用ウェーディングシューズです。
アッパーにメッシュ素材を採用して通気性に優れているほか、水抜き穴を設けて歩きやすさをサポートしています。
つま先とかかと周りをラバー素材でガッチリとガードした、安全性の高さも魅力です。
クロロプレンソックスの厚みを考慮したサイズ表示になっているので、普段履いている靴のサイズで選ぶのを推奨しています。
リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) ミッドストリームWDシューズII SH-07
幅広な足型を採用した、EEEタイプの渓流釣り用ウェーダーです。
フェルトスパイクソールを採用し、滑りやすい場所でグリップ力を発揮します。
硬めのソールにより、長時間の歩行をサポートします。
リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) ライトウェイトWDシューズ US7 グラネット SH-04
山岳渓流向きの軽量なウエーディングシューズです。
フレキシブルでやや細めのフェルトソールによって、優れたグリップ力を発揮します。
2004年発売以来ベストセラーを誇る、渓流釣り用として人気の高い1足です
パズデザイン(Pazdesign) ライトウェイトウェーディングシューズV1 ZWS-618
軽量化と快適性も追及している渓流釣り用ウェーディングシューズです。
軽快な履き心地で、渓流での歩行をサポートします。
適度な屈曲性のあるフェルトソールにより、長時間の歩行も快適。
履き口にクッション性の高い素材を使用しており、足首部分へのストレスを軽減しているのもポイントです。
爪先部分は、水圧や岩への挟み込みにも強い仕様で安全性も確保。
足首部分のホックやシューレース通し穴の位置を見直して、足全体のホールド感がアップしています。
シマノ(SHIMANO) ウェーディングシューズ カットピンフェルト FS-004V
耐久性・屈曲性・水抜けを考慮して開発された、渓流釣り用ウェーディングシューズです。
大きめのソールを採用し、安定感に優れています。
シューズサイドにラバーをあしらって、指をしっかりガード。
シャキッとしたアッパーにより、脱ぎ履きも楽々です。
がまかつ(Gamakatsu) ウェーディングシューズ(フェルト) GM4531
アッパーを生地と樹脂で成型した渓流釣り用ウェーディングシューズです。
足へのフィット感を維持したまま、耐衝撃性とシューズ内のグリップ力を向上しています。
砂利の侵入を防ぐクロロプレーン製レッグガードが付属。
日本人の足に合わせた幅広設計で、優れた安定感を実現しています。
3本面ファスナーベルト仕様で脱ぎ履きも楽々。
足首部内側にクッション素材入り裏地を採用した、快適な履き心地も魅力です。
阪神素地 ウェーディングシューズ FX-277
センターファスナーを採用した、脱ぎ履きの楽な渓流釣り向けのウェーディングシューズです。
調節できる甲ベルトにより、しっかり足をホールドするのが特徴。
砂の侵入を防ぐ足首ガードを搭載しています。
渓流釣り用ウェーディングシューズに関するよくある質問
Q:フェルトとフェルトスパイクはどちらがおすすめですか?
フェルトソールはコケに強く、石の形状も選ばないオールラウンドタイプです。
どちらにしたらよいのか悩んでいるなら、フェルトソールの渓流釣り用ウェーディングシューズを選びましょう。
たくさんのピンを埋め込んであるフェルトスパイクも万能ではなるものの、ゴツゴツした岩の多い場所に適しています。
丸い石では滑りやすいので注意してください。
Q:ブーツ一体のウェーダーではダメですか?
フェルトソール一体の渓流釣り用ウェーダーでも問題ありませんが、渓流釣り用ウェーディングシューズは安定性や機動力に優れています。
足場の悪い渓流を長時間歩くことも多いので、ストッキングタイプのウェーダーにウェーディングシューズを合わせるのがおすすめです。
Q:サイズ選びでの注意点は?
ストッキングタイプのウェーダーに合わせるので、厚みを考慮してワンサイズ大きめを選ぶのがおすすめです。
ただし、大きすぎて足先に余裕があると歩きにくくなります。
つま先部分がギリギリ付くかどうか程度の余裕をもたせるのが目安です。
Q:ラバーソールが向いているシチュエーションは?
ラバーソールは、ズバリ残雪がある状況におすすめです。
フェルトソールで雪の上を歩くと、雪がくっついて固まってしまいます。
フェルト本来のグリップ力を発揮できなくなるので、解禁初期用にラバーソールを用意できれば検討してみましょう。
渓流釣り用ウェーディングシューズで安全に楽しもう
安全かつ快適に渓流釣りを楽しむために欠かせない渓流釣り用ウェーディングシューズ。
履物アイテムに安価な製品を紹介しているサイトもありますが、ケガや事故を防ぐためにも、信頼性の高いメーカーの渓流釣り専用モデルを選択しましょう。
当サイトでは、渓流釣り初心者向けの記事を多く投稿しています。ぜひ参考にしていただき、魅力いっぱいの渓流釣りをはじめてみてください。