【種類別】渓流エサ釣り「ライン(道糸)」おすすめ製品!選び方のポイント

渓流エサ釣りの仕掛けで重要なパーツ「ライン(道糸)」。

出典:サンライン

仕掛け全体のバランスを左右し、釣果にも大きく影響する場合があります。

ナイロンラインやフロロカーボンラインなどがあり、それぞれの特徴を理解して狙う魚やフィールドに合わせて選ぶのが大切です。

本記事では、渓流エサ釣りのラインにフォーカスし、選ぶ際に押さえておきたい以下のポイントを解説します。

あわせて、おすすめ製品を詳ご紹介するので、これから渓流釣りをはじめる方はもちろん、ライン選びに悩んでいる方もぜひ参考にしてみてください。

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目次

渓流エサ釣り「ライン(道糸)」とは

道糸とは、釣り竿にセットするメインラインのこと。

渓流エサ釣りでは、天上糸と区別して「水中糸」とも呼ばれています。

渓流エサ釣りの仕掛けのイラスト

また、水中糸に直接針を結ぶ「通し仕掛け」においては、「ハリス」と呼ぶ場合もあります。

ちなみに、ハリス止めを介してハリス付ハリを接続するタイプが「接続仕掛け」です。

市販のハリス付ハリを使えるので、水中糸をハリに結ぶのが難しい初心者の方に適しています。

渓流エサ釣り「ライン(道糸)」の選び方

渓流エサ釣りの「ライン(道糸)」を選ぶ際は、以下2つのポイントを押さえておきましょう。

※音声で再生できます。

種類

出典:サンライン

渓流エサ釣りのラインには、ナイロンラインとフロロカーボンラインの2種類があります。

ナイロンラインはしなやかで、複雑な流れに馴染みやすいのが特徴。

伸びがあり、不意に大物が掛かった場合に対応しやすいのもメリットです。

フロロカーボンラインはナイロンラインより比重があり、沈みが速いのが特徴。

根ズレに強く、ナイロンより伸びが少ないぶん感度も優れています。

号数

渓流エサ釣りで使用するラインの号数は、狙う魚の大きさや川の規模に合わせて0.1~0.8号から選択します。

渓流でのヤマメやアマゴ狙いでは、0.1~0.3号程度を選ぶのが一般的。

0.1号以下は扱いに慣れているベテラン向きなので、初心者やオールラウンドに使うなら0.2号か0.3号がおすすめです。

イワナ狙いなら0.4号以上が適しています。

渓流エサ釣り「ライン(道糸)」おすすめ製品

渓流釣りラインの選び方がわかったところで、おすすめのラインを見てみましょう。

ナイロンラインとフロロカーボンラインに分けてご紹介します。

ナイロンライン

サンライン(SUNLINE) 純渓流ナイロン

粘りがあり、強さとしなやかさを両立したナイロン原糸を採用している渓流釣りラインです。

ナイロンならではの低比重により、複雑な流れに仕掛けを馴染ませやすいのがメリット。

適度なクッション性と高い結束強力を実現しており、不意の大物にも対応します。

  • 巻き量:50m
  • カラー:クリア
  • 号数:0.2~1.5号 10種類
  • メーカー希望価格:1,200円

サンライン(SUNLINE) パワード渓流

超復元性ナイロンを採用している渓流釣りラインです。

耐久性・耐摩耗性に優れた「三層耐水樹脂加工」を施しており、チヂレにくく手触り感も良好。

撥水性にも優れ、竿にベタツキにくく快適な操作をサポートします。

  • 巻き量:50m
  • カラー:ナチュラルブラウン
  • 号数:0.2~1号 8種類
  • メーカー希望価格:オープンプライス

東レ(TORAY) 将鱗 渓流 プレミアム

強力・感度を高い基準でクリアしている渓流釣りラインです。

高い耐久性により、直線回復力に優れているのが特徴。

ナイロンならではの適度な伸縮性でショックを吸収し、アワセ切れを抑える効果も発揮します。

  • 巻き量:50m
  • カラー:ナチュラル
  • 号数:0.2~1号 7種類
  • メーカー希望価格:1,200円

ダイワ(DAIWA) 渓流ガンマ

耐摩耗性剤の配合している渓流釣りラインです。

従来比で耐摩耗性5倍以上と、擦れに強いのが特徴。

べたつきにくく、操作性も向上しています。

平行巻DPLSを採用しており、糸潰れがなく本来の性能を発揮するのもおすすめポイントです。

  • 巻き量:60m
  • カラー:ナチュラル
  • 号数:0.15~1.5号 13種類
  • メーカー希望価格:1,680円

フジノ(Fujino) ターボV渓流スペシャル

独特のしなやかさがある渓流釣りライン。

流れになじみやすく、流れが入り組んだ複雑なポイントで威力を発揮します。

シリコン樹脂被膜を糸の内部にまでミクロに染み込ませており、優れた摩耗性と撥水効果が持続するのが特徴です。

魚に警戒心を与えにくいバンブーグリーンカラーを採用しています。

  • 巻き量:50m
  • カラー:バンブーグリーン
  • 号数:0.125~1.5号 7種類
  • メーカー希望価格:1,320円(税込)

フロロカーボンライン

サンライン(SUNLINE) 純渓流フロロ

適度なハリとしなやかさが特徴のフロロカーボン原糸を採用した渓流釣りラインです。

TRP加工によってスベリ性を高め、竿へのベタツキを軽減しています。

フロロカーボン特有の高比重性能により、一段深いポイントの攻略で威力を発揮。

「ノンストレススプーリング(NSS)」を採用し、ラインへの負荷を軽減して巻きグセの発生を抑えているのもおすすめポイントです。

  • 巻き量:50m
  • カラー:クリア
  • 号数:0.15~1号 10種類
  • メーカー希望価格:1,800円

サンライン(SUNLINE)トルネード 黒渓流

独自のブラックカラーが自然に溶け込みやすい渓流釣りライン。

光の乱反射を抑え、魚に警戒心を与えない効果が期待できます。

適度な伸度と強力な復元力により、細号柄でも安心してやりとりできる高い直線強力を発揮。

フロロカーボンラインならではの高耐摩耗性により、岩ズレに対しても安心して使えます。

  • 巻き量:50m
  • カラー:ブラック
  • 号数:0.2 ~1.5号 10種類
  • メーカー希望価格:オープンプライス

東レ(TORAY) 将鱗 渓流 釣聖GS

号柄別に最大強力・感度を維持しながら限界伸度を計算した、東レ独自の製法を採用している渓流釣りラインです。

魚の急激な走りにも耐える、高いショック吸収性を発揮するのが特徴。

徹底した直径均一性の管理により、最高クラスの強力とムラのない感度性能を実現しています。

  • 巻き量:50m
  • カラー:ナチュラル 
  • 号数:0.1~1号 12種類
  • メーカー希望価格:2,500円

シーガー(Seaguar) 渓極

高い耐衝撃強度と結節強度を誇る渓流釣りライン。

低吸水性によって高強度を長時間維持し、フロロカーボンラインならではの高感度でアタリをしっかり目印に伝えます。

チヂレにくく巻きグセがつきにくい素直な性質を備え、スムーズな仕掛けづくりをサポートするのもおすすめポイントです。

  • 巻き量:50m
  • カラー:クリア
  • 号数:0.15~1号 10種類
  • メーカー希望価格:2,800円

フジノ(Fujino) Softフロロ渓流

耐摩耗性としなやかさを両立している渓流釣りラインです。

スプールから出した際のラインのチヂレを、最小限に抑えています。

サイズ別カラーバンドで、号数をひと目で確認しやすいのが便利です。

  • 巻き量:50m
  • カラー:クリヤー
  • 号数:0.15~0.6号 7種類
  • メーカー希望価格:2,090円(税込)

渓流エサ釣りの仕掛けについては、以下の記事でも詳しく取り上げています。

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天上糸もチェックしておこう

出典:オーナーばり

渓流釣りでは、穂先に直接ラインを接続するのではなく、天上糸を穂先に結ぶのが基本です。

天上糸にラインよりもワンランク太い糸を使うことで、穂先絡みを防いでさばきやすくなります。

長さは、30cmから1mほど取るのが一般的です。

すぐに使える便利な市販品も販売されています。

渓流釣りに興味がある方、これからはじめてみたい方は以下の入門向け記事をチェックしてみてください。

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渓流釣り「ライン(道糸)」スペック比較表

品名種類巻き量号数カラーメーカー希望価格(税抜)
サンライン
純渓流ナイロン
ナイロン50m0.2~1.5号
10種類
クリア1,200円
サンライン
パワード渓流
ナイロン50m0.2~1号
8種類
ナチュラルブラウンオープン
東レ
将鱗 渓流 プレミアム
ナイロン50m0.2~1号
7種類
ナチュラル1,200円
ダイワ
渓流ガンマ
ナイロン60m0.15~1.5号
13種類
ナチュラル1,680円
フジノ
ターボV渓流スペシャル
ナイロン50m0.125~1.5号
7種類
バンブーグリーン1,200円
サンライン
純渓流フロロ
フロロ50m0.15~1号
10種類
クリア1,800円
サンライン
トルネード 黒渓流
フロロ50m0.2 ~1.5号
10種類
ブラックオープン
東レ
将鱗 渓流 釣聖GS
フロロ50m0.1~1号
12種類
ナチュラル 2,500円
シーガー
渓極
フロロ50m0.15~1号
10種類
クリア2,800円
フジノ
Softフロロ渓流
フロロ50m0.15~0.6号
7種類
クリヤー1,900円

渓流釣り「ライン(道糸)」Q&A

「道糸」と「水中糸」はどう違うのですか?

道糸は、一般的に釣り竿にセットするメインラインのことで、渓流エサ釣りでは天上糸と区別するために水中に入る部分を特に「水中糸」と呼んでいます。

ナイロンラインとフロロカーボンラインは、それぞれどんな特徴がありますか?

ナイロンラインはしなやかで流れに馴染みやすく、伸びがあるため大物が掛かったときにも対応しやすいのが特徴です。

一方、フロロカーボンラインは比重があり沈みが速く、根ズレに強くて伸びが少ない特性あります。

号数は、どのように選べばいいですか?

狙う魚や川の規模に応じて選びましょう。

ヤマメやアマゴ狙いなら0.1~0.3号が適しています。

初心者の方は、0.2~0.3号程度がオールラウンドに使いやすくおすすめです。

「通し仕掛け」とは何ですか?

「通し仕掛け」は、水中糸に直接針を結ぶシンプルな仕掛け方法です。

対して、ハリス止めを接続して糸付ハリをセットするタイプが「接続仕掛け」。

通し仕掛けが一般的に好まれていますが、水中糸にハリを結ぶ必要があります。

【初心者向け】渓流エサ釣りライン 理解度テスト

本記事の内容を理解できたかチェックしてみよう!

/5

渓流エサ釣り「ライン」理解度テスト

全5問

1 / 5

ナイロンラインの特徴で正しいのはどれですか?

2 / 5

渓流エサ釣りの「水中糸」とは何を指しますか?

3 / 5

初心者に使いやすいラインの号数は次のうちどれですか?

4 / 5

フロロカーボンラインのメリットは何ですか?

5 / 5

渓流エサ釣りでヤマメやアマゴを狙う場合、適したラインの号数は?

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