渓流のルアーフィッシングやフライフィッシングで使用する「渓流ランディングネット」。
天然木や木目柄を採用したモデルが主流で、渓流釣りの雰囲気にぴったりです。
ただし、網の種類や大きさなどに違いがあり、はじめて選ぶ際には迷ってしまう場合も。
そこで今回は、オススメの渓流ランディングネットを紹介し、あわせて選び方を解説します。
渓流ランディングネットを購入を検討している方、これから渓流ルアー・フライフィッシングをはじめたい方は参考にしてみてください。
目次
渓流ランディングネットとは

渓流ランディングネットは文字通り渓流釣り用に特化した釣り網で、渓流ルアー・フライフィッシングで使用するネットを指すのが一般的です。
ときに川に立ち込む渓流釣りに合わせて柄が短めなのが特徴。
渓流ベストやバッグに取り付けて携帯しやすくなっています。
渓流釣りの雰囲気に合わせて、木目柄を採用しているタイプが主流。
なかには、天然木を使用した高級感あふれるタイプも発売されており、個人でハンドメイドのランディングネットを販売している方もいます。
ちなみに今回の記事では、渓流エサ釣りでおもに使用する「渓流タモ」とは分けて扱うので注意してください。
渓流タモについては、以下の記事で詳しく取り上げています。

渓流ランディングネットの選び方3つのポイント


渓流ランディングネットを選ぶ際にチェックポイントは、以下の3つです。
では、それぞれ説明していきます。
網の素材をチェック
渓流ランディングネットの網に使われる素材には、おもに撚り糸・ラバー・ナイロンの3種類が採用されています。
それぞれのメリットやデメリットを確認しておきましょう。
撚り糸


もっとも古くから釣り網に使われている素材で、手作り感のある雰囲気が魅力です。
染料によってさまざまな色を付けられ、上の画像のようにグラデーションにもできます。
雰囲気のよさから根強い人気があるものの、トレブルフックを装着したルアーを使っていると繊維に刺さり込んだり、絡んだりするのがデメリット。
使用する際には、シングルフックやバーブレスフックのルアーを使うのがオススメです。
また、ハンドメイドなど外観や材質にこだわった製品に採用される場合が多く、価格も高め。
AmazonなどのECサイトではあまり流通しておらず、ルアー・フライフィッシング専門ショップなどをチェックしたほうがよいでしょう。
ラバー


近年人気の素材がラバーです。
撚り糸のようにフックが絡みにくく、すばやくフックを外せます。
柔らかいシリコンやPVCを採用しており、魚にダメージを与えにくいのが特徴。
ただし、ネット部分がかさばりやすく携帯性に優れているとはいえず、重量もあります。
フックが絡むトラブルが気になる方や、なるべく魚に触れずにやさしくリリースしたい方はチェックしてみてください。
ナイロン


撚り糸でなく単一ナイロン糸で作られているが、ナイロン製のランディングネットです。
編み目の大きさはモデルによってさまざまで、あまり細かい編み目だとルアーのフックが絡んでしまうため注意が必要。
どちらかといえば、フライフィッシング用として多く愛用されています。
撚り糸やラバーより比較的安価なのも特徴です。
ナイロンにラバーコーティングを施して、魚を傷つきにくく工夫しているモデルが主流になっています。
フレームサイズや形状をチェック


渓流ランディングネットを選ぶ際には、必要以上に大きい必要はありません。
渓流のヤマメやイワナがターゲットであれば、網部の直径25~30cm程度でも十分です。
中流域で大型を狙う場合には、渓流ランディングネットとは別に大きめのモデルを用意して使い分けましょう。
柄の形状にはストレートタイプと湾曲したカーブタイプがありますが、好みで選んで問題ありません。
携帯性をチェック


渓流ランディングネットは、渓流ベストやバッグにカラビナやマグネットを使用して取り付けるのが一般的ですが、なかには網部を折りたたんでコンパクトに収納できるタイプもあります。
収納ポーチを渓流ベルトに取り付けるタイプなら、必要なときにすぐ取り出せて便利です。
必ずネットを使うわけではない方や、源流釣行が多く携帯性を重視したい場合にはチェックしておきましょう。
渓流ランディングネットの携帯に役立つマグネットリリーサーも用意しておこう


渓流ランディングネットは、ベスト背面やショルダーバッグのベルト部などにマグネットリリーサーで取り付けるのが一般的です。
強力なマグネットを備えており、渓流ランディングネットほどの重さならよほど引っ掛けてしまわない限り、不意に落ちてしまう心配はほとんどありません。
なかには、マグネットリリーサーが標準で付属している渓流ランディングネットも発売されているので、チェックしてみてください。
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渓流ランディングネットのオススメ14選
では、渓流ランディングネットを選び方がわかったところで、オススメモデルをみていきましょう。
リバーピーク(riverpeak) ラバーコーティング ランディングネットS RP-NT700
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枠サイズ25cmの渓流ランディングネットです。
編目6mmでフライフィッシングにオススメ。
ストラップが付属していますが、マグネットリリーサーに交換可能です。
グレイン(GRAIN) ラバーコーティングネット S
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ラバーコーティングを施している渓流ランディングネット。
ネット内径23cmで、小型が中心の川にオススメのモデルです。
オルルド釣具 ランディングネットqb510002
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魚にダメージを与えないラバー製渓流ランディングネットです。
木材を竹で挟み込んだ三層構造ウッドフレームを採用しており、軽いながらも耐久性に優れています。
リバーピーク(river peak) ラバーカーブネット MS RP-NT800
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柄がややカーブした形状の渓流ランディングネットです。
ラバーコーティングネットを採用しています。
バールウッドを使用した美しい木目もオススメポイントです。
雅木鐸 渓流ランディングネット
編み目の細かいタイプの渓流ランディングネット。
安価ながら、高級感あふれる木目が印象的なオススメモデルです。
Dakongyi ランディングネット
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ゴムメッシュを採用した渓流ランディングネット。
細かい編み目でフライフィッシング用としてオススメです。
リバーピーク(river peak) 木製ランディングネット Sサイズ B00O2W8V4O
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枠サイズ25cmの渓流ランディングネットです。
ラバーコーティングネットを採用しています。
ST TS 渓流ランディングネット
シリコン製のクリアラバーネット採用の渓流ランディングネットです。
魚を傷付けずにやさしくリリースできます。
トレブルフック使用で絡むのが気になる方にオススメです。
勢田工業(SETAKO) 木製ランディングネット
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ウッドフレームを湾曲させたカーブタイプの渓流ランディングネットです。
編み目の細かいナイロンメッシュネットを採用しており、フライフィッシングにオススメ。
マグネットリリーサーが付属しており、別途購入する必要がないのも魅力です。
Yoomoo フライランディングネット
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柄が湾曲しているカーブタイプの渓流ランディングネットです。
強力な磁石を搭載したマグネットリリーサーが付属しています。
Turelax ラバーコーティングネット
ネット内径28cmの渓流ランディングネット。
網部分にラバーコーディングを施しており、フライフィッシングのほかルアーの絡みが気になる方にオススメです。
ゴチュール(Goture) 渓流ランディングネット
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柔らかいPVC素材を採用したラバー製渓流ランディングネットです。
魚にダメージを与えず、やさしくリリースできます。
携帯に便利なストラップが付属。
高級感あふれる高品質な木製枠を採用しています。
ダイワ(DAIWA) ワンタッチランディングネット スモール
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網部をコンパクトに折りたためる渓流ランディングネットです。
ベルトに通して装着できる収納ポーチが付属しています。
ハンディパックネット(Handy Pak Net ) インスタネット
(2023/12/09 12:44:18時点 Amazon調べ-詳細)
ウエストベルトなどに通して装着できる、プラスチックケースが付属した渓流ランディングネットです。
渓流ランディングネットをもっと探したいなら、下記のリンクからもチェックしてみてください。
お気に入りの渓流ランディングネットを見つけよう


掛けた魚を確実に取り込むのに欠かせない渓流ランディングネット。
リリース前提だからと使わない方もいますが、画像や動画を撮影する際にはないと不便です。
今回紹介したオススメモデルと選び方を参考に、お気に入りの渓流ランディングネットを見つけてみてくださいね。